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【パジェッレ】セリエA第31節:サンプドリア 0-1 ローマ

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Sampdoria Sunday, 3. April 2022 AS Roma
0:1
goals
0 : 1 Henrikh Mkhitaryan 27. / right-footed shot

・Rui Patricio 6.5

ビッグセーブは無かったので少し甘めの採点ではあるが、無失点は流石。逆にここまでクリーンシートを続けながらこの順位なのはなぜ…。

・Mancini 6.5

カードを貰わなかったことが意外に思える程。ただ今節はCaputoやThorsbyの対応で大分冷静さが保てていた。

・Smalling 7.0

特に自陣エリア内におけるシュートコースの消し方が抜群に良かった。またロングボールを放り込んでくる敵にも強さを見せた。

・Ibanez 6.5

貰ってしまったカードは余計だった気がするが、後半敵が攻撃のアプローチを変えてきても対応出来ていた。5Back気味の守り方になる時の守り方が上手くなっているような気がする。

・Karsdorp 6.5

チームの後方でパス回しに参加する時間が長く、彼の良さがあまり出ずらい試合ではあったが、それでも試合を通して右サイドで走力を提供しスパイスになり続けた。

・Sergio Oliveira 6.0

セットプレーは比較的良かったのと、強引に行こうとせず粘り強くパスワークに参加し好機をうかがえたのが良かったが、試合展開もあり派手な活躍は出来なかったか。

・Cristante 7.0

Sensiを自由しなかったのは守備面において極めて大きかった上に、彼が良い形でボールを持てるとその時点でチャンスに繋がる匂いがした。組み立てから点を取る上でのチームの指揮者。

“陸路そして空路においても貴重な存在。常に相手のカウンターにいち早く対応し、逆に頭でボールを受け止め攻撃の起爆剤となった。これに加えて困難な状況への対処ではオリンピックレベルの冷静さと、まるで教科書のような反転。戦士Brianだが、リーダーとしての自覚もある。” (by Il Romanista)

・Mkhitaryan 7.5

完全にチームの要。カウンター以外の場面においても常に全力で攻守に汗を流す。暫くゴールから離れていただけに、久しぶりのゴールで本人も安心したのではないか。

“Emporio Armenoより(Emporio Armaniとアルメニア人を掛けたただの言葉遊びで、数日前のIl Romanistaでも表紙で使われていた)。FWを支えるポジションとしては常にエレガントで、行動を起こす際には魅力的で具体的だ。契約更新に値する。” (by Il Leggo)

・Zalewski 7.0

アシストは付かなかったがPellegriniとの連携と、得点時のクロスは素晴らしかった。守備でCandrevaと対峙する場面も幾度もあったが十分に対応出来ていて、この様なベテランとのレッスンで更なる成長が期待される。

・Pellegrini 6.5

次節とそれ以降を考慮して敢えて累積警告を処理しに行ったのでは無いかと言う邪推をしてしまった。得点時のZalewskiへのパスは流石で、彼を常に気遣っている事が良く分かったが、流石に創出できたチャンスが少なくいつもに比べ活躍が少し薄いように感じた。

・Abraham 5.5

今節に関しては影が薄かったと言わざるを得ないか。シュートミスもあったが、それ以上にチームとして大きなチャンスが作れなかったのは否めない。

・Shomurodov 6.0

ボールの持ち方は悪くなく感じたが、時間帯の問題もあり若干仲間からのサポートが乏しかったか。毎度言ってる気がするがもう少しプレー時間があると良いのだが…。

・Vina 6.0

Zalewskiのバックアップ扱いは少し不憫だが腐らずに頑張って欲しい。この試合に関しては代表戦からの期間も短かったのでそれも要因か。

・Bove 6.0

完全な時間稼ぎ要因でしかなかったが、Pellegriniからの交代の流れがここ最近出来ているのはとてもいいのでは。

・Kumbulla 6.5

勝っている試合で守備固めとして彼が出てくるチーム状況は大分余裕を感じる。

・Mourinho 7.0

人によっては退屈に感じるかもしれないが、彼に求めているサッカーはまさにこう言った試合なのだと感じている。特にボールを持たされる展開からゴールに繋げたのはチームとしての成長を感じた。

総評

個人的には相当Good Gameであったと感じた。欲を言えばもう1点欲しかったが、これは高望みと言うものかなと思っており、妥当なレベルの要求としてはもう少し点が入りそうなチャンスが欲しかった。

Sampdoriaは、Roma陣地にボールを放り込みながらCandrevaのいる右サイドを軸に攻撃を組み立てる自身のサッカーをしながら、前回Olimpicoで引き分けた時と同様にRomaにボールを預ける時間もしっかり持たせることで、Romaの強みであるカウンターを封じる動きをしていた。

SampdoriaはSensiを前に押し出し、3Top気味にすることでRomaの3Bacckに縦に線を斬る形で、後方からの中盤への組み立てを阻止することで、WBにボールを逃がしそこにプレスを仕掛けるような守り方をしてきた。実際にこの取り組みは大分上手く行っていた様に見え、Romaは最終ラインとWBを中心にボールを回させられる時間が多くなってしまった。

ただ逆に言うと、特にCristanteが前を向ける又は前を向いた状態で受けられる時には大きなチャンスに繋がるような気配があり、実際に得点シーンでは痺れを切らした敵の3TopがRomaの3Backに対して前のめりになり、中盤に良い形でボールが入ったことでチャンスを創出できた。

この試合で強く感じたのは3-4-2-1でチームが固まってきたという事と、そのチームの中心はMkhitaryanであるという事だ。

実は私はシーズン序盤に今となっては大きな見立て違いをしていて、1つは「チームは今後3-4-1-2を軸とした2Topになるのではないか?」という点、もう1つは「その時に実はPellegriniの使いどころが難しくなるのではないか?」という点だ。この2つの誤った予想の背景には「Mkhitaryanを1.5~2列目で使うのが1番活きそう」という予想と「最終的にAbrahamとZanioloの2Topの破壊力が必要そう」という想定があり「その時にPellegriniを守備的なMFとしてつかうのか?」という想いがあった。
普段と違ってふわっとしたファジーな事を言うと、このチームの心臓であり肺はMkhitaryanで、そこに脳であるCristante、さらに心としてのPellegriniがいて初めて本当の意味でチームになっている。そこに優秀な手足としてAbrahamの採用を優先した場合、Zanioloの立ち位置は微妙になってしまった印象だ。ただ数年後を考えるとZanioloの存在は確実に重要でMkhitaryanもここまで出来る現役期間を考えるとそう長くない筈なので、Mourinhoにはこのギャップをどう埋めていくのかが今後のかじ取りとして大事になるかと思う。ただまずは今シーズン5位以上をなんとか確定させたい。


採点者:くわしん

小学生の頃にバティストゥータに憧れ、丁度その時ローマに中田がやって来た為にローマに触れる機会が多くなりロマニスタに。好きな現役選手はDiawara。思い出の試合は2012年にオリンピコで観戦したコッパ・イタリア決勝でのラツィオへの敗戦。大学時代にF1のコースエンジニアを目指してイタリアに留学。イタリアにおける高卒認定相当の資格を持っている。好きな選手のタイプは稲場愛香みたいなタイプ。

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