Cagliari Calcio | Sunday, 18. August 2024 | AS Roma |
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ローマの開幕戦はカリアリの本拠地、ウニポル・ドムスで行われた。ピッチコンディションは悪く、不規則なボールバウンドに苦しんだローマは、ハイプレスをかいくぐる為に浮き球のパスを多様した。そのためにチームは流動的な中盤を失い、ようやくハーフタイムで修正されたが、その結果、ベルルスコーニ杯的な45分1本勝負になったのは悔やまれる。
後半チームは蘇生しました。
デ・ロッシ監督「そうだな。ハーフタイムを挟んで俺たちは良くなった。芝が乾いていたので選手たちにはグラウンダーのパスで繋ぎすぎないように指示を出した。その上で、カリアリがより攻撃に出ないようにダイレクトプレーでボールを動かした。そのおかげで組織的なプレーができたと思う」
その後半を牽引したのは間違いなくマティアス・スーレです。
デ・ロッシ監督「もちろんそうだ。彼はまだ若く、正しいこともすれば間違いも犯すだろう。同時にプレーに新鮮さもある。今後攻守に大きな要求をしていく。ローマは彼の様なクオリティとスピードのある選手を求めていた。チームメイトとの相互理解が深まればさらに向上していくだろう」
ファイナルサードに到達したとき、あなたのチームには大きな期待感があります。
デ・ロッシ監督「前半はファイナルサードに入ったのは数回程度だった。ライン間のタイミングや攻撃姿勢の修正でよりこの位置を制圧できる。前半はそれがあまり上手く行かなかったから今後分析していく。現役時代このような試合を何度も経験してきた。満員のアウェイスタジアム、ドライピッチ、強風、ガツガツ来る相手…このような環境で自陣ボックス内でプレーをすれば、時に信じられないような失点のリスクにさらされる」
ディバラのいないローマに不安を感じますか?
デ・ロッシ監督「その話はもう何度か話したし、次に話すのは9月になってからだども言ったね。パウロのいないローマはシンプルに恐怖だ。もし彼や他の誰かが去っても新しい優れた選手が加入する可能性もある。ただ、トップチームはいまの人数で丁度いい。誰か去って獲得がなければ恐怖だが、ピッチ内外で頼もしい既存選手がいるならば、俺たちはこのメンバーで前進できるだろう」
〈了〉
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