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ベナティア「イタリアに残れと頼まれたのだが」

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ベナティアって覚えてますか?

2013年、アメリカ人が経営して2年が経とうとしていた頃、結果が出ないどころかアイデンティティの喪失すら危ぶまれたローマをゴール前から牽引して、セリエA開幕10連勝、その後も17試合無敗記録に大きく貢献したモロッコ人選手です。

そんな彼も現在は32歳。今年の1月に「子供をイスラム文化で育てたい」(*モロッコは元フランス領のイスラーム圏の国)という理由からユヴェントスを去り、現在はカタールのクラブ、アル・ドゥハイルSCでプレーしています。

ローマを去った2年後にユヴェントスに加入するという、およそすべてのロマニスタにとって許容し難いキャリアを歩んだことで、このサイトでも一切リスペクトすることはなくなったのですが、あれから時間が経ち、当時の怒りなんてもう忘れました。


――ローマの開幕戦を観ましたか?

ベナティア「もちろんだ。攻撃の観点から観ると、非常に高いクオリティがあり、ジェコも素晴らしい。しかしホームで3失点してしまえば勝つのは難しいだろうね。無論フォンセカには時間が必要だ。彼なら何かを成し遂げると信じているよ」

――ローマはこの2ヶ月、経験豊富なディフェンダーを探し続けています。接触はありましたでしょうか?

ベナティア「いいや、ないね。最後に連絡があったのはリッキー・マッサーラ(元ローマSD、現ミラン)だ。カタールではどのような状況かを尋ねられたよ。ローマは常に俺が暮らしていた頃と変わらないんだ。リッキーからの連絡で心は揺れたね。しかし、彼はローマを去った。そして俺はカタールに残った。今は問題なくやってるよ」

――ということはモンチが辞任した後のタイミングですね。

ベナティア「いや、最初は今年の1月だ。リッキーは夏までイタリアに残るように頼んできた。彼にとって、俺とローマの物語はまだ終わっていないと考えたのだろう。しかし残り半年ユヴェントスにいても出場機会を得られる気はしなかった。だからイングランドとカタールのオファーを検討して後者に決めたんだ。6月にリッキーから改めて現状についての問い合わせがあったよ。だが彼はその後にミランに行ってしまったんだ」

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