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トリゴリア・トゥデイ:メルカートがやってくるの巻

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ウイリアム・フリードキン監督の『LA大走査線』という映画が好きで、今思い出したけどCDとレコードでサントラ盤持っています。これは北野武の大出世作『その男、凶暴につき』のモチーフとなったピカレスクムーヴィーで、原案の野沢尚さんは、サッカー小説『龍時』の作者です。ぼくの好きな小説家の一人です。最近映画も小説も縁が遠いので、どうにか文化的な生活に戻りたいですね。

それはさておき、次のディレクターは誰って話ですよ。サバティーニが辞退して、リッキー・マッサーラの復帰も怪しい。解任されたペトラーキの復職も有り得るが、彼はローマが細心の注意を払うべきゴールキーパーの扱いを見誤る可能性がある。パウ・ロペスは優れ選手だが、ローマの戦術には適合しなかった。しかし、多額の仲介手数料を支払って購入を決めたのは他ならぬペトラーキなので、彼の復帰はパウの続投と同義と考えていい。ミランテ、オルセンも、フォンセカのサッカーに本質的にはマッチしていない。ここで、戦術にハマるキーパーがいればチームはシステム面でより完成に近づくはずだ。

その為には、何はなくともまずスポーツディレクターである。そこでローマは、現在バルセロナでエリック・アビダルの補佐として働く、ラモン・プラネスとコンタクトを取ったという噂。これは連日報道されているので可能性は大きい。プラネスはトッテナムでスポーツディレクター職の経験があり、実現すれば彼にとっても大きな挑戦になる。

今月中に正式にフリードキン政権が発足する。ロンドンとローマ2ヶ所で調印の予定が決まった。ローマはこの10年、年度末の財務諸表で赤字が確認されているが、パロッタが新株を発行して、これをフリードキングループが購入するので、今年はメルカートに憂鬱な思いをする必要はない。そして新オーナーに示し合わせたように、スタジアム問題も承認の方向で調整されている。

最後に移籍の話。ナポリのジュントーリSDは、現在ウンデル、ヴェレトゥについて交渉を続けている。ヴェレトゥに関しては、代理人が以前からナポリの関心を挙げ、ローマを出ていかないとは限らないと発言したことがある。ウンデルはローマで完全にポジションを失っており、チェルシーからペドロが到着するのであれば序列はさらに下がる。右ウイングしかできない選手なので、戦術に柔軟に対応できない不器用さが目についた今シーズンだったが、逆に短い出場時間でウンデルにしかできない創造性の高いプレーも目の当たりにした。ローマはウンデルに3000万ユーロの値札をつけている。カジェホンの代役を探すナポリだが、デラウレンティス会長はその金額を高いと考えている。このデジャヴは、昨年夏にマノラスが3000万は高いと同会長の発言があったからで、もしかすると今回もメディアを通じてディスカウントを訴えてくるかもしれない。どちらにしてもウンデル、ヴェレトゥを獲得するためには、彼らはまず選手を売却する必要がある。

また、ディエゴ・ペロッティはフェネルバフチェに接近しているという情報もある。残り少ないキャリアで怪我を避けて、なるべく多くプレーしたい、とはペロッティの発言だが、そうなるとベテランバックアッパーというローマにおける立ち位置は現在彼が望むものではないだろう。

ところでパー様、プレーしていないのにまた怪我をして手術までおこなったそうです。あと一回でいいから、ピッチで最高のプレーが観たい。頑張って治療して頂きたい。

 

 

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