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【UEFAメディアDAY】モウリーニョ監督「私の引退を望むならば、情熱を失うまで待つ必要がある」

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来週のカンファレンスリーグ決勝に先立ち、UEFAメディアDAYということで、ローマの練習がメディア公開されました。また、モウリーニョ監督の記者会見もおこなわれています。


あなたはロマニスタたちが自身に与えた影響を語っています。長くここに滞在してローマのアレックス・ファーガソンのような存在になりたいと考えていますか?

モウリーニョ監督「サー・アレックス・ファーガソンはマンチェスターに20年以上在籍した。私は現在59歳で、彼と同じキャリアを歩むと79歳までここにいることになるが、それは現実的には難しいだろうな。でもあなたの質問の意味は理解できる。私はローマにいることを本当に楽しんでいるんだからね。ここでは情熱を目の当たりにして、それを感じることが可能だ。私はこれまでの監督キャリアとは異なる種類のプロジェクトを引き受けた。その期間が3年だ。だから3年はローマに残る。そして、このプロジェクトがどのように進むかを見ていくことになる。私は明日ここにいたいし、来シーズンもここにいたい。それが今私があなたに答えられる最善の回答だ」

決勝の地ティラナでは、ローマが来るとあってすでに大きな盛り上がりを見せています。アルバニア代表マラシュ・クンブラ、彼はナショナルスタジアムでプレーするのでしょうか?

モウリーニョ監督「クンブラが先発かどうかにかかわらず、ティラナに来た人たちがローマの味方であることを願うよ。ローマが勝てばアルバニア人がクラブを勝利に導くことになる。それは観客がフェイエノールトよりもローマを支持するのに十分すぎる理由だと思うよ。この決勝では2つの楽しみがある。ひとつはここで決勝を戦えるということ。そしてもうひとつは初めて訪れる国ということだ。ティアラには何人か友人いるからね」

あなたと友人のアンチェロッティは共にUEFA大会のファイナルに進出しました。一体誰があなた方を終わった奴らだと言ったのでしょう?

モウリーニョ監督「カルロの問題は、エヴァートンを指揮すれば絶対チャンピオンズリーグで勝てないところだ。そして私の問題は、人々が私の目的が常にタイトルであると勘違いしていることにある。定期的にタイトルという実績を残しているのだから、そういった議論は当たり前にあるが、私はそれについて心配したことはない。ましてや次世代の監督について意識したこともない。ただ、自身のクオリティについてを考え続ける。質だけが年齢によって変わらないものだからだ。20歳で偉大な選手もいれば、40歳で偉大になる選手もいる。例えば40歳になってクァリアレッラが決めたゴールを見れば、うちの20代の選手たちにもあんなゴールを決めてほしいと思う。彼がヴェネツィア戦にいたならば逆転ゴールを決めたと言う事もできるんだ。つまり話を戻せば、監督も同様で、問題は情熱を失うことなんだ。そうして、ある種のプレッシャーから開放されたらそこで終わりだ。私やカルロだけではなく、他の例を挙げることも容易だろう。監督に情熱とクオリティがあれば、あとは私たち次第なんだよ。もしも私に対して、そろそろベンチを去るべきだと考える人達がいるのであれば、それはすぐには不可能な話だな。彼らはしばらく待たなければならないだろう」

シーズンを上手にフィニッシュするにはあと2試合でポジティブな結果を出す必要があります。仮にそうならなかった場合、今季は失敗したのでしょうか?またそういった状況でプラスの材料があるのでしょうか?

モウリーニョ監督「私たちはセリエA最終節とカンファレンスのふたつの決勝を戦う。理論上どちらも負ける可能性があるのでリスクのあるマネジメントの難しい状況だ。それを選手もすでに知っている。だから来週の試合について今話すのは正直不愉快だ。今日UEFAメディアDAYということで、トレーニングが公開になってまともな仕事ができなかった。戦術的な作業や、具体的な指示が出せないのでずっとベンチに座ることにしたよ。いわばフェイクトレーニングだ。しかし、こういった状況に様々なアプローチが存在するが、最良なのは金曜日のトリノ戦について考えることだろう。そして、問題は私一人がトリノについて考えるわけにはいかない。私だけでなく、コーチ陣、スタッフ、選手たちも同様に考える必要がある。今日のトレーニングでは、対戦相手を欺く為に選手を隠すことはしなかった。スモーリング、カルスドルプ、ザニオーロ、ミキタリアン…彼らがコートにいなかったのはトリノ戦に出場できないからだ。今の状況は難しい。すでにリーグでヨーロッパリーグ行きを決めていたり、完全に脱落していればもっと集中できるのかもしれない。だが、私の仕事のやり方はそうではなく、次の試合の為に集中することだ」

ローマの決勝進出は、UEFAにとって、カンファレンスリーグに箔を付ける意味で大きな後押しになったと思いますか?

モウリーニョ監督「この大会はグループリーグを決めるプレーオフから始まり、多くの人が初めての大会ということでプレーオフに関心を持って観戦した結果、レベルの低い大会だと感じてしまったのかもしれないな。こういう大会こそローマやマルセイユ、レスター、フェイエノールトといった大きなクラブは真剣に取り組まなければならない。でなければ、無名のクラブが決勝を戦う。私たちが真剣に戦ったことで、準決勝はどこのスタジアムも満員になった。来シーズンのカンファレンスリーグはもっと魅力的な大会になるだろう」

<了>

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