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【パジェッレ&レビュー】ローマ 3-4 サッスオーロ

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AS Roma Sunday, 12. March 2023 Sassuolo Calcio
3:4
goals
0 : 1 Armand Laurienté 13. / right-footed shot
0 : 2 Armand Laurienté 18. / right-footed shot  (Domenico Berardi)
1 : 2 Nicola Zalewski 26. / right-footed shot  (Leonardo Spinazzola)
1 : 3 Domenico Berardi 45.+4 / penalty
2 : 3 Paulo Dybala 50. / left-footed shot  (Stephan El Shaarawy)
2 : 4 Andrea Pinamonti 75. / left-footed shot  (Armand Laurienté)
3 : 4 Georginio Wijnaldum 90.+4 / right-footed shot  (Chris Smalling)

・Rui Patricio 5.5

4失点したGKにほぼ及第点を付けることになるとは。6/10の枠内シュートを阻んだその内容の方が評価したくなる試合内容であった。

・Smalling 5.5

いくら彼でも守備陣の崩壊そのものは止めようがない。後半のアシストは普段見せない一面であったので、普段は相当役割分担の枠組みの中でプレーしているのだなと感じた。

・Ibanez 5.5

Mancini不在時に彼が3CBの右でプレーするという事は、如何に現状Romaの攻撃において右サイドのWBを高く上げ、Dyabalaを使うかがチームの肝であるかを示していた。普段プレーすることがあまりないポジションでも必死にチームを鼓舞したが結果には繋がらなかったのは残念。

・Kumbulla 4.0

気持ちはわかるがそこの部分のテンパーコントロールが出来ないといつまで経っても今のクラスからは抜け出せない。トップクラブで勝負せずお山の大将になることを選んだ2流の安い挑発なんかに乗らないで欲しかった。頑張れ。

Leggoの3点も納得なここ最近の結果なので、ちょっと何とかして欲しい。
“完全に恥。このアルバニア人が試合開始からスタートした試合の守備陣ははソリッドさを失い、何よりもゴール数と数字に表れている。2失点目の時も彼はまだ眠ったままで、Berardiの徴発を受けて彼を蹴りつけ、レッドカードとPKを得た。とにかく阿保らしい” (by Leggo)

・Zalewski 6.0

状況的に初ゴールを大々的に祝える状況にないのが残念だが、同店を目指すチームの士気を高める素晴らしいゴールだったと思う。敢えてあのバウンドシュートを選んだのだとしたらオシャレが過ぎる。

・Matic 5.5

中盤でリーダーシップを発揮したが、少しBoveのカバーまでは少し荷が重かったか。

・Bove 5.0

不慣れな守備的なポジションでの起用に自身の中でのバランスを見つけられなかった印象。ただプレーの質そのものは良くなっているように感じる・

・Wijnaldum 5.5

初ゴールはそれに至るまでの連携もシュートも素晴らしいゴールであったが、勝利で彼のゴールを祝う事は出来なかった。欲を言えばもっと早い時間に欲しかったのと、もう少し守備面で中盤をサポートして上げてくれた方が良かった気もする。

・Spinazzola 6.0

ここ最近の好調が一過性のものでないことを示した。彼単独で縦方向へ突破できる場面が増えてきていて、やっと本調子に戻ってきたのだなという感想。少しずつでも使い続けてよかった。

・El Shaarawy 5.0

個人的にはこの位置でのプレーの方が彼の良さが出てすきではあるが、この試合はインパクトに欠けた。

・Abraham 4.5

ちょっと今節に関しては貢献が薄すぎませんかね…?Dybalaがいないと何もできない感じになり下がってしまったとは思いたくない。。

・Volpato 6.0

今年のRomaあるあるである、イマイチな試合への起爆剤としての若者投入となったが、流石に投入された状況が悪すぎた。しかしながらボールタッチには今後への期待感を感じた。

・Camara 6.0

風邪の症状があったという事だったので心配していたが、前節と比べて大分コンディションが回復していた印象。得点機会にも絡んでいたので、このまま順調に回復してくれればと思う。

・Dybala 7.0

結局彼頼みが改めてあらわになってしまった。最早恥ずかしい。出てきたとき「もうこの試合は休んで下さって構わないです…」と思ったが、出てきたときの彼の鬼気迫る目を見たときにその気持ちも吹き飛んだ。シュートもゴールも異次元。

“前半の結果により、彼は少しの休息の後にフィールドに赴かざるを得なくなった。5分後には彼は既に動き出し、Lopezにイエローを与え、美しい軌道を描いた。2-4とされた後も奮起はしたがConsigliに防がれてしまいプッシュを続けたが、得点には至らなかった。” (by Il Romanista)

・Karsdorp 6.0

復帰以降Celikよりも重用されており、そのチャンスに対して必死なプレーで答えている印象。以前よりも運動量を推進力に変えられるようになった気がする。

・Majchrzak 6.0

シーズン終盤のこのタイミングで初めましてのPrimavera選手が登用されるとは驚きだったが、昨年もこうして若手を1軍に定着させてきたのがRomaなので来年以降に期待したい若手の登場は喜ばしい。プレー内容も特別悪くなかったのでは?

・Mourinho(Foti) 6.0

たまにこうした格下を舐め過ぎた試合が出て来ていたが、ある意味では信じられるメンバーが少なすぎてスタメン固定していた昨年よりは全体としては良い傾向とも取れるのか。ただこの負けは本当に頂けない。Foti無敗神話もこれにて終了。

総評

余りに受け入れがたく語るべきことが少ない。正直腹が立っているし、それとは別に確定申告どうしよう。
Cremonese戦に比べると若干ポジティブとも捉えられる部分もあったかなくらいの試合で、ただただ呆れて開いた口が塞がらないような試合であった。その為個評も気持ちあっさりです。
反省点としてはターンオーバーの組み方についてであって、これはCremonese戦にも共通する。
基本的に改めて痛感したのはDybalaのいない今のRomaは全くの別物になってしまうという点で、全体ストラクチャの肝は3CBを中心とした守備が軸ではあるものの、攻撃に関しては以下にDybalaにフリーなスペースを与えるかがこのチームの戦い方であり、現状彼以上に違いを作り出せる選手はいない。ここの部分を各試合において他のポジションのターンオーバーは相当慎重に行わなくてはいけないと感じているが、今節もCremonese戦同様に敵を甘く見過ぎて足下を救われたという感想だ。
3CBに関しては、Cremonese戦でKumbullaを左CBで使ったのは組立ての左サイドの組立て等を考慮すると相当頂けなかったが、今節に関しては彼に右CBはどうしてもやらせることが困難とすると致し方無いように思う。
ただMFに関しては、Maticの代替をWijnaldumで行ったことでCremonese戦では失敗した印象だが、今節はCristanteの代替をBoveで行って失敗した印象。現状生憎ではあるがCristanteの代替はチームにそもいない気はしており個人的に一番ハマりが良いのはCamaraだろうとは思っている、その中で寄りにもよってそこの部分を明らかにプレイヤーとしての性格が異なり若いBoveに任せなくても良いだろうという気がしたし、そこの部分が失点に繋がってしまった印象。また結果的には思わぬ形で得点には繋がったものの、右WBでのZalewskiの起用もCremonese戦でうまく機能しなかった部分で、そこを継続するのも好調のSpinazzolaを左に置く前提があるにしても違和感がある。
ただここを起用された選手の所為にはしたくない思いもあり、Boveに関しては反転する動きやボールのこね方から段々とPellegriniやDybalaの面影を感じるようになってきた気がするので、若者の輝かしい未来だけが僅かな光となった試合だった。

2点差がある中でDerby、それも今シーズンの順位に直結する極めて重要なDerbyの直前のELにどれだけ本気で挑むべきなのか、相当議論の余地はありそうだが取り合えず無事な突破を祈りたい。
(Sarriじゃあるまいが、僕自身も欧州とDerby選べるならDerby選びたいです…)


採点者:くわしん

小学生の頃にバティストゥータに憧れ、丁度その時ローマに中田がやって来た為にローマに触れる機会が多くなりロマニスタに。好きな現役選手はDiawara。思い出の試合は2012年にオリンピコで観戦したコッパ・イタリア決勝でのラツィオへの敗戦。大学時代にF1のコースエンジニアを目指してイタリアに留学。イタリアにおける高卒認定相当の資格を持っている。好きな選手のタイプは稲場愛香みたいなタイプ。

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