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【パジェッレ&レビュー】ラツィオ 1-0 ローマ

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Lazio Roma Sunday, 19. March 2023 AS Roma
1:0
goals
1 : 0 Mattia Zaccagni 65. / right-footed shot

・Rui Patricio 6.5

よく1失点で済んだくらいの感じ。失点場面はもう完全にノーチャンスで良いと思う。

・Mancini 6.0

よく試合あの大半の時間を耐え抜いたとは思う。追加制裁で次節出場停止の可能性が高く、第2第3主将揃って仲良く暴発…。何とかセットプレーでも頑張っていたが試行回数が足らず…。

・Smalling 6.0

Liorenteを守備陣に加えた後もその統率を取っていた。取り消しとなってしまったゴールのVARとかない時代ならそのまま認められていそうなものだったが…。

・Ibanez 3.0

前節のKumbullaを真横で見ていてこれはない。熱くなるだけのムードとそれだけのイライラは分かるが罪は大きい。掛ける言葉もない…。

まさか前節同様Leggoで3点が登場するとは…

“RogerによるDerby Horror Show第三幕。前回2回の失態に続き、試合開始30分後にはDerbyを台無しにする2枚目のイエローカードを受けた。またかよ…” (by Leggo)

と思っていたら、普段選手に甘いIl Romanistaにおいては驚愕の2点…!!

“前回Derbyの雪辱を果たす必要があったのに、試合開始10分後とそこから更に20分後に酷いボール処理からの受け入れがたいレッドカードを頂戴し、チーム全体を向かい風に立たせた。もう二度と(3度目は)こんなことはしないでください…お願いします…。” (by Il Romanista)

・Zalewski 5.0

1対1の場面で攻撃的なセンスを随所に見せたが、サポートの人数も足らず敵陣に特攻するのみとなってしまった。とは別にやはり右サイドよりも左をやらせたい。巧くLuis Albertoを退場に追いこむ技術が求められる。

・Cristante 5.0

珍しく試合後に冷静を欠いていた。自分自身が替えの効かない選手であることを理解していただきたい…。

・Wijnaldum 5.5

復帰以降万全のコンディションでない中でよく頑張ってくれている中で、数的不利で走り続けたらそらガス欠するわな…という単純な感想しかない。急にこき使ってごめんなさい。

・Spinazzola 5.5

ここ最近調子も良かったがこのような試合だと疲労が出てしまうのも無理はない。代表復帰が喜べる状態に無いのが申し訳ないが、とにかく怪我せず帰ってきて欲しい。

・Pellegrini 5.0

Capitanoとして本当にシンドイだろうなと思う。具体的にどうこうではなく、とにかく彼が結果でメンバーを引っ張るしかない現状。余りに重い責任を背負わされている。

・Dybala 5.5

いくら彼でも2戦連続それも同格の相手との数的不利の試合をひっくり返すのは不可能だったというだけの事。

・Belotti 6.0

前線での負担が大きそうだったが凄く運動量面で頑張ってくれた。前半の早い段階で得点できていればこんな世界線に迷い込まずに済んだかもしれないが、それは過剰な期待というもの。

・Liorente 6.0

異常にプレー時間が少なく本人としても溜飲を下げるのは難しいかと思うが、プレー内容はさほど悪く感じなかった。寧ろ普通にやれるのでは?と感じたが…。

・Matic 6.0

彼だけは冷静さを保っていた様にみえた。現状彼をスターターで出せるのに出さないのは明らかな油断と感じる。

・Abraham 5.5

幻のゴールでの大喜びだけが残ってしまった。セットプレーに持ち込むにもそこまでの道のりが長かった。

・El Shaarawy 5.5

そもそも人数が少ない中でのカウンターで詰まってしまうのは至極当然の事。

・Solbakken 6.0

高さ要因として足された感はあるが、本来の彼の強みはそこではなく縦への動きなので、不完全燃焼に違いない。多分次節出番あるはず。

・Foti 4.5

強いて言うのであればLlorenteの起用方法に若干の疑問が残る程度。とにかく引き分けで終えようという考えからのドタバタとは思うが、Llorente投入程度で耐えきれると思っていたのだとしたら相当甘いのでは?

総評

2戦続けてこのようなPagelleを書かねばならないのは実につらい。
正直負けた試合のPagelleを書くのはいつだって辛い。どんなに頑張っても大好きな選手達を褒めることに限界があるからだ。それでも善戦した素晴らしい試合は良い、戦術的なぶつかり合いに見どころがあったり、何か随所に希望を見出すことが出来るからだ。ただこーゆー試合はただただ虚無。

この試合に負けて思ったのは兎に角Cremonese戦とSassuolo戦が惜しい、という事で本当に4位以内のフィニッシュが他人頼みになっている事への絶望感より外ない。

サッカーなんて11対11でやるゲームなのにその前提が崩れてしまえば、人数不利の方は兎に角頑張ってもなかなかいい場面がないのが当然で、「よく頑張りましたが、届きませんでした。」しか書くことがない。マジで勘弁してくれ。

個人的にはMaticを出し惜しみして欲しくない思いがあり、彼のような一旦落ち着かせるタイプがいないと今のRomaは試合のテンションのコントロールが出来ないような気がする。昔で言うと、De Rossiと何本か一見あまり生産的に見えないパスのやり取りを行い、「ほら落ち着てねぇ~」と一旦De RossiをあやすD.Pizarroのような存在がいないと、Romaの選手はすぐプッツン行ってしまう。人数不利で戦ってなんとか成程サッカーは甘くないし、その歪はシーズン全体に及ぶ。
今は完全に歯車が狂ってしまった段階なので、いつどこでこの掛け違えを元通りに出来るのか…。見守るしかない状況である。

Sempre Forza Roma!


採点者:くわしん

小学生の頃にバティストゥータに憧れ、丁度その時ローマに中田がやって来た為にローマに触れる機会が多くなりロマニスタに。好きな現役選手はDiawara。思い出の試合は2012年にオリンピコで観戦したコッパ・イタリア決勝でのラツィオへの敗戦。大学時代にF1のコースエンジニアを目指してイタリアに留学。イタリアにおける高卒認定相当の資格を持っている。好きな選手のタイプは稲場愛香みたいなタイプ。

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