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【パジェッレ】スペツィア 0-2 ローマ【ライブ配信おしらせ有】

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Spezia Calcio Sunday, 22. January 2023 AS Roma
0:2
goals
0 : 1 Stephan El Shaarawy 45. / right-footed shot  (Paulo Dybala)
0 : 2 Tammy Abraham 49. / right-footed shot  (Paulo Dybala)

採点者:くわしん

小学生の頃にバティストゥータに憧れ、丁度その時ローマに中田がやって来た為にローマに触れる機会が多くなりロマニスタに。好きな現役選手はDiawara。思い出の試合は2012年にオリンピコで観戦したコッパ・イタリア決勝でのラツィオへの敗戦。大学時代にF1のコースエンジニアを目指してイタリアに留学。イタリアにおける高卒認定相当の資格を持っている。好きな選手のタイプは稲場愛香みたいなタイプ。

・Rui Patricio 6.0

枠内シュート0なので大仕事はしていないが、守備組織の統率などしっかりと出来ていたことの証左か。ナイスクリーンシートです。

・Mancini 6.5

今年に入って攻撃面での参加が増えたよう気がしているがその傾向は継続中。彼が主将として出場する試合にあまり良い勝ち方をした印象がなかったので、個人的に勝てて嬉しいです。

・Smalling 7.0

守備面もさることながら自陣エリア内からのロングフィードがピタリとはまり、それが先制点に繋がった点は大きく評価したい。とにかく移籍しないで…!!

・Ibanez 6.5

積極的な敵のFW陣に対して良く対処出来ていた様に思える。得点機にも絡んでおり全体的に高水準だった。一試合休めたのが大きかったのかも知れない。

・Celik 6.0

終盤にカードを貰い累積の為次節Napoli戦欠場確定したのが唯一のネガティブポイント。Abrahamとの関係性が良いなと思います。本当に次節どうするんでしょう…?

・Cristante 6.5

いつも通り縁の下の力持ちとしてよく動いてくれた。Maticとのプレーだと本人も安心してプレーできているように見える。

・Matic 6.5

出場する度に「勇気のあるプレーだなぁ」と感じることが多い。その上で無駄にリスクを冒しているようにも見えないのは彼の技術に裏付けられた自信故であろう。

・Zalewski 6.5

また一つプレイヤーとしての階段を上ったような気がする。左サイドからのカットインはどれも可能性を感じるもので、そのうちこの形からの得点は生まれるような気がする。

・Dybala 7.0

決定的な場面においてミスをしないが故に、毎試合決定的な仕事が出来てしまう。毎試上振れしているように思えてしまうが、それが彼の実力なのだろう。契約更新お願い致します。m(_ _)m

“得点するにしてもアシストするにしても、彼はいつもそこにおり、決定的な存在で見ていて清々しく、今日も2点に絡んだ。彼は単純なプレーにおいても常に刺激的なアイデアを持ち合わせ、Romaこの小さな奇跡によって照らされている。彼はいつでも違いを生み出す男である、仮にゴールが無くても。” (by Il Messaggero)

・El Shaarawy 7.0

最近トサカにハリが無いので心配していたが杞憂であった模様。献身性とテクニック、彼の良さが出た試合だったように思う。減俸を受け入れてまでRomaに残りたいと言ってくれる愛にファンもチームも応えたい。

“最初のシュートから枠内に収め、前半途中から狙いを定めたカウンターを繰り返した。1-0とすし試合を動かし、彼自身の得点数も3桁へと乗せた。この良き日がこれからも続かんことを。” (by Il Romanista)

・Abraham 7.0

追加点の場面でボールを持った瞬間「あ、これいつもの外すやつだ…」と一瞬思ってしまったのを謝罪したいです。先制点の場面も実に彼らしいプレーでしたし、完全復活だと思っても良いでしょうか…?

“爆発に至るまで徐々にボルテージを上げていった。前半終了間際のリードへと導く得点は彼の整理愛からのヘディングから生まれている。しかし彼の本領発揮は後半、股を抜き、走り、そしてゴールと最上の喜びを与える。まるで本物の爆撃機。” (by Leggo)

・Bove 6.0

スタメン出場を予想するメディアもあった程で試合出場に最早何の違和感もないがまだ20歳。現状中盤のユーティリティ枠として既に立ち位置を築きつつあるので、試合の中で色んなチャレンジをして欲しい。

・Belotti 6.0

何かきっかけがつかめると良いのだが…。現状Abrahamが復調傾向なのでファン側も心の余裕を持って待てそうです。

・Solbakken 6.0

実践から離れている期間があるので少しずつの出場にはなるだろうが、我々ファンは彼の実力を重々理解しているので、本人も焦る必要はないのかなと感じる。

・Camara 6.0

お久しぶりですという感じ。試合のクロージングというよりは攻撃性能面でスターターから必要となる場面が絶対にあるので、準備しておいて下さいまし。

・Mourinho 6.5

個人的にはもう少し交代を早くして選手を休ませても良い気がしたが、逆にこの試合は手を緩めず確実に勝とうという執念が感じられた。

総評

ご無沙汰となってしまいました…。年始来本業の多忙とそれによる継続的な体調不良で2戦も連続でPagelleお休みさせて頂いてしまいました…。中にはTwitterからご心配のメッセージ下さる方もいらっしゃいまして、本当に有難う御座います。

さて、結果的は盤石な勝利と言っていいのかなと思っています。若干Spezia側の不幸はありましたが、こちらのラッキーで勝ったという試合でもなく、Romaとしての3CBの強さと前線のカウンター能力の高さというチームの個性を押し付けることが出来た試合だったなと思います。
試合前半特に序盤はRomaの弱みともいえる後方のビルドアップ能力の低さを突かれ、Speziaの前線から積極的なプレスに慌てるような場面もあったが、しっかりとその時間帯をいなし何とか自分たちのペースに持って行くことが出来た。
この試合においてはWBを経験したEl Shaarawyと元々はWGだったZalewskiのバランス・関係性が実に良く生きていた様に感じた。試合を通じてSpeziaの3CB右と右WGの距離が若干遠いような印象があり、更に中盤右の選手も比較的中央に絞った位置でプレーしていた為、Romaからみた左サイドにはスペースがあったように見えた。そのスペースを定期的に意識させ自らカットインを試みシュートを打っていたZalewskiと、試合序盤から中盤の低い位置でも最前線でもゴールに繋がりそうなプレーの中でしっかりと関われていたEl Shaarawyは実に効いていたなと感じる。
特に先制点のシーンは迷わずに他人にボールを預けられるEl Shaarawyの良さが出ていて、あの場面でZanioloであれば少なからずマークを背負っていない自分自身で前を向きドリブルをする選択肢が頭を過った気もする。

兎にも角にもこの試合でも蓋を開けてみればDybalaは2アシストと、完全に彼のチームになっていることは言うまでもない。Capitano不在のチームにも関わらず、全体的な攻守のバランスとしてはある種今シーズンRomaにおける一つの答えのような、そんな試合に見えた。

ライブ配信のおしらせ

きたる1/25(水)の21:00頃~ Roma Club TokyoのYouTubeチャンネルでIl Romanistaの日本特派員の佐藤さんとの対談を行います。こちらの生配信のURLリンクはRoma Club Tokyoの会員様に限定で公開されますが、当日視聴者の皆様方からの質問等も読ませて頂く予定ですので、是非会員様はラジオ感覚で聞いていただけますと幸いです。宜しくお願い申し上げます。
仕事以外の場で人前で話すことに慣れていないので、結構緊張しております(笑)

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